人にとっての大切な拠点

人にとっての大切な拠点

耐候性などの対策

8年程前に、大きな台風が日本に上陸し、記録的な暴風や竜巻を九州にもたらした災害を覚えていらっしゃるでしょう。
長崎市では、住宅の瓦や自動車の窓ガラスが壊れ、瓦とガラスの品物及び職人不足が目立つ大きな災害の一つです。
瓦のある屋根の役割は何でしょうか?
新築・中古問わず雨水を住宅の中に入れないことと風の吹き込みを遮断することが、大きな役目であり、さらに加えて、飛んでくる石や破片などからの防御を期待します。
大きな被害が起きないように、建築物には工夫がされますが、常に雨風や直射日光にさらされる屋根は、耐候性・耐熱性が求められます。
さらに、酸性雨に対する耐食性、凍結に対処する耐寒性、そして結露防止の防露性が追求されます。
豪雪地帯に多く見られ、燃焼温度の高い伝統的な技法である瓦製法がある一方で、現在では大きな台風であるハリケーン被害も多いアメリカで誕生した屋根を使用し、耐候性に効果が期待される枠組壁工法が出現しています。
後者の屋根は、全体が一体構造であり、軒下からの吹上る風にも対応できる可能性を強く追及されます。
屋根材には、加工性や施工能率性等も考慮された製品も開発されていますが、地域性によって重視する特徴をもつ部材を選択することがベターでしょう。
利用価値の面を着目します。
省エネルギー性能では、まず太陽熱を利用した太陽光発電装置つきの屋根が、即座に思い出されるでしょう。
一方狭小土地で活用される地下室と並んで、屋根裏部屋があります。
屋根の裏側に当たる空間を利用しますが、古くは物置としての存在感が大きい特徴を有します。
現在の住宅でも伝統が生かされ、ロフトとしての利用と同時に部屋としての活用も多く見られる状況です。

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